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研究レポート

2 宇宙活動に関する基本法

著者:弁護士法人リバーシティ法律事務所

2007/5/10

Q

宇宙活動に関する基本法を教えてください。

宇宙条約、宇宙救助返還協定、宇宙損害責任条約、宇宙物体登録条約の4条約が宇宙活動の基本法となります

①宇宙条約(1967年)

「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約」といい、宇宙の憲法と呼ばれる条約です。
太陽系の天体と宇宙空間についての基本原則を定めた宇宙の最も基本的な条約です。

②宇宙救助返還協定(1968年)

「宇宙飛行士の救助及び送還並びに宇宙空間に打ち上げられた物体の返還に関する協定」といいます。
宇宙飛行士が遭難、緊急着陸等をした場合における宇宙飛行士に対する救助・送還、及び物体の返還について定めた条約です。

③宇宙損害責任条約(1972年)

「宇宙物体により引き起こされる損害についての国際的責任に関する条約」といいます。
宇宙物体が引き起こす損害の賠償責任について定めた条約です。

④宇宙物体登録条約(1975年)

「宇宙空間に打ち上げられた物体の登録に関する条約」といいます。
宇宙物体の識別のための登録制度等を定めた条約です。

⑤その他

天体の利用、開発等に関する条約として、「月その他の天体における国家活動を律する協定」(月協定)があります。
しかし、同協定には、アメリカをはじめとする主要な宇宙活動国が加盟せず、同協定に拘束される当事国は少数にとどまっています。
日本も同協定には加盟していません。

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