2008年のPenn Lawの卒業式は、5月19日に行なわれます。
　去る3月下旬に「本年卒業する者は、指定期間内に、 Registrar's　Officeに備え付けてある名簿中の自分の名前の表記を確認するとともに、確認の署名をしてください」とのお知らせがありましたので、忘れずに署名に行きました。この署名を忘れると、卒業証書の印刷が卒業式に間に合わないことになるようです。

　また、ペンシルベニア大学の卒業式にはAcademic Regalia（Academic　Dressともいう）という衣装の着用が義務付けられています。
　Academic Regaliaはキャップとフードとガウンから成る衣装で、卒業する大学、取得学位及び学問分野によって、色やデザインが異なります。
　学問分野が法律である場合は、紫色で象徴されるようです。
　Academic Regaliaについての説明や写真は、http://www.upenn.edu/commencement/hist/costume.html で見ることができます（英文のみ）。

　なお、キャップにはタッセルという飾り房がついており、卒業生は、学位を授与される前はタッセルを頭の右側に下ろした状態で参列し、学位を授与されたらタッセルを左側に移すこととされているようです。

　本年3月下旬にロースクールの指示で、Academic　Regaliaのレンタル申し込みをPenn Lawの近くにあるPenn　Bookstoreにて行いました。
　レンタル代は税込みで50ドル24セント（約5000円）でした。
　レンタル申込用紙には氏名、取得予定学位、学問分野のほか身長と体重を記入する欄がありました。
　サンプルを見たかぎりではガウンはゆとりのあるデザインのようであり、体重については記入する必要性を感じなかったのと、なんとなく恥ずかしいという気持ちがあり、わざと記入をしませんでした。
　しかし、その数日後、店員から体重を確認する電話があったので、やはり必須の情報なのかと思い、観念してだいたいの体重を伝えました。

　以上のほか、卒業式の会場であるAcademy of Music https://www.academyofmusic.org/
　に入るためのチケット（本人分とゲスト分あわせて6枚）をロースクールでもらうなどの準備がありました。

　あとは、無事卒業できるよう、期末試験をがんばるだけとなりました。