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研究レポート

11 試験の方式について

著者:弁護士(日本・米国ニューヨーク州)・弁理士 南部 朋子

2007/12/27
(追記)2016/2/26

 試験の方式は、In-class exam(教室内で受験するもの)とTake-away exam(教室内に限らず、任意の場所・時間で受験するもの)があります。
いずれにおいても、解答が公平に採点されるようにとの配慮のもとと思われますが無記名式で、受験生は試験期間前に試験番号を割り当てられ、当該試験番号を解答作成時に記入します。

 In-class examは、試験の前日までに電子メールで受験生の集合場所が告知され、受験生は試験当日、指定された教室に出頭して当該教室内で受験します。
 In-class examでは、
 1 パソコンを使用して解答を作成する場合と 
 2 手書きで解答を作成する場合(いわゆるマークシート方式も含む)
があります。

 パソコンを使用して解答を作成する場合、SofTest(http://www.examsoft.com/generic/frame.asp?ps 参照)という、ロースクール指定の試験用ワープロソフトを使用します。
 SofTestを使用するには、当該ソフトを試験前に各自のパソコンにダウンロードし、ロースクール指定の設定をしておく必要があります。
 SofTestを使用すると、パソコンの機能はワープロ機能に制限され、インターネットにアクセスしたり、パソコン内のほかのファイルにアクセスすることもできなくなります。
 SofTestを使用する場合は、パソコンをバックアップ用にもう一台持ち込むことは許されるものの、当該パソコン内のほかのファイルやインターネットにアクセスすることは許されません。

 したがって、open book exam(いわゆる辞書や教科書等の資料の持込・参照が許される方式の試験。資料の持込が許されない方式の試験はclosed book examといいます。)であっても参照したい資料はすべて印刷して持ち込む必要があります。
 授業中のノートなどをパソコンでとってファイルに保存している人も少なくないので、その点では不便かもしれません。

(2016/2/26追記)
PennLawでのIn-class examとTake-away examの準備に関しては、
同校のInformation Technology Services
の試験関連のページに情報があります。
https://www.law.upenn.edu/its/docs/exams/
SofTestに関しては、
http://support.examsoft.com/ics/support/default.asp?deptID=15194&_referrer=
にFAQなどがありますが、PennLaw生用には、
https://www.law.upenn.edu/its/docs/exams/prepare.php にSofTestを使うために必要な準備の方法が掲載されています。

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