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研究レポート

15 ロースクールの授業の雰囲気

著者:弁護士・弁理士 南部朋子

2008/3/4
(追記)2016/2/26

 私は現在、R.Polk Wagner教授による特許法の授業を履修しています。
 Wagner教授の講義は内容が非常に整理されており、わかりやすいと外国人留学生の間でも評判です。
 同教授の授業では、頻繁に教授が学生に質問をし、時には学生の回答に対してさらに教授が質問を投げかけ、学生がまた回答するという教授と学生との間の対話を中心に講義が進められる、いわゆるソクラティックメソッドを採用しています。

 ソクラティックメソッドによる講義に「あてられたらうまく回答できないのではないか」「恥をかかされるのではないか」と恐れを抱く留学生もいますが、不思議とWagner教授の講義は、私が履修しているかぎりでは楽しめるものであり、恐ろしいということはありません。
 ただ、事前に読むように指定された範囲でケースブック(判例法を学ぶための教科書)を予習してこないと、講義での議論についていけず、せっかくの講義が楽しめなくなってしまいます。

 PennLawでは珍しく、Wagner教授は実際に行なわれた特許法の講義を録音し、iTunesUを通じて公開しています。
 Wagner教授の2008年1月からの特許法の講義は以下のリンクで、おそらく、2008年4月ころまでは聞くことができます。講義で利用したスライドも同時に公開されています。
http://deimos3.apple.com/WebObjects/Core.woa/Browse/isc.upenn.edu.1448509316.01448509318

 なお、PennLaw以外のロースクール(YaleやStanfordなど)での講義・講演も、iTunesUで聞くことができるようです。

(2016/2/26追記)
 残念ながら、上記iTunesUのWagner教授の特許法の講義へのリンクは切れておりますが、同教授の2011年秋の特許法の講義については、下記リンク経由で聞くことができるようです。
https://itunes.apple.com/jp/itunes-u/patent-law-fall-2011-professor/id464929534?mt=10

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