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前回に述べた問題については、さらに、承継者が会社を承継する際に、会社が社長に対して退職金を支払うのであれば、さらに効果的になります。
社長に対して退職金を支払うことにより、会社の保有する現金が社外に流失し、それに伴って株価は下落し、承継者が株式を取得しやすくなります。また、株価上昇についてのインセンティブも保持できます。
もちろん、社長に対する退職金の額は適正なものでなければならず、承継者が今後会社を運営していくのに支障をきたすことがないようにしなければならないのは言うまでもありません。
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