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研究レポート

7 10年たって思うこと

著者:弁護士 宮本勇人

2016/7/29

その7・10年たって思うこと

 法科大学院の講師として当初の4年間、最近は年に1回90分の枠で倒産法について学生に話をしていますが、振り返るとこの10年は法科大学院にとっても激動の時期であったといってよいでしょう。10年の間に、かなりの数の法科大学院が閉鎖され、司法試験の合格者数も当初の3000人から減少し、法科大学院の受験者数及び学生数も年々減少しています。反面、本来、法科大学院に通うことが難しい人のために作られた予備試験が、若手にとっては、法曹になるための早道にもなっています。

 それでは、法科大学院は不要なのでしょうか?否です。ある一定の時期に物事を突き詰めて考える時間を持つことは将来の仕事にとってかけがえのないものになるからです。勉強しているときは気が付かないでしょうが、10年20年後になればきっと気が付きます。この場合、勉強とは、単に法律の本を読むということだけではなく、多くの人と議論し、色々なものを見たりすることも含みます。その中で、法曹として必要とされるコミュニケーション能力、相手を納得させる技術等が身についていくと思います。
 そのような気持ちで、法科大学院の期間を過ごされたらどうでしょうか。

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