不動産取引、知的財産から離婚・遺言・相続まで。

あらゆるお悩みに、各分野に精通した弁護士が迅速に対応いたします。

研究レポート

4.登録書類の提出・登録費用の支払

著者:弁護士・弁理士 南部朋子

2010/11/25

登録申請書類送付後の手続の流れ(面接前の段階)は以下のとおりです。

 登録申請書類が揃い、自分の弁護士登録手続を所管する裁判所の部(ニューヨーク州司法試験委員会からの合格通知に記載があります。Q3(1)参照)宛に申請書類を提出した後、書類に不備等がない状態であれば(あるいは、不備が補正された後)、上記所管の裁判所の部のAdmissions Officeから「登録申請書類を受領しました。不備はありません。」との内容の書簡が届きます。

筆者の場合は、申請書類を投函してから概ね3週間後の日付の書簡が届きました。

その書簡には、弁護士登録のための面接(interview)の日時・場所(筆者の場合、ニューヨーク州の州都オルバニーのエンパイヤ・ステート・プラザ内会議室)も記載されています。その日時に、指定の場所に出頭できないことがわかっている場合は、面接日時の変更のため、Admissions Officeに至急連絡する必要があります。

また、上記書簡に同封されているNew York State Attorney Registration Formに記入し、これに2年分の弁護士登録費用である350ドルの国際郵便為替(その他トラベラーズチェックなども可)を添えて、NYS Office of Court Administration(OCA)に送付する必要があります。米国内の申請者は、クレジットカードでも弁護士登録費用を支払うことができるようですが、米国外の申請者は不可でした。

さらに、別途、Admissions Office宛に「既にOCAに対しRegistration Formを送付し、かつ弁護士登録費用の支払いをした」旨を証する書面(上記書簡に書式が同封されています)を送付する必要があります。

当初の登録申請書類が受理された後も、2箇所(OCAとAdmissions Office)に別の書類を速やかに(面接日時よりも前に届くよう)提出しなければならないので注意が必要です。

法律問題・トラブルは、弁護士法人リバーシティ法律事務所へ。

047-325-7378

(平日9:30~17:30受付)

法律相談予約専用ダイヤル

0120-25-7378

(24時間受付、土日対応可)

「相談したいけど…」と迷われている方、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの不安や悩みを解決するお手伝いをいたします。

TOP