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研究レポート

13 BarBri講義の様子

著者:弁護士・弁理士 南部朋子

 私は、アメリカの司法試験予備校の大手であるBarBriのNYBar対策講座を受講しました。ロースクールの職員から聞いた話では、「司法試験に合格しなかった人でBarBriの講座を受講していなかった人には会ったことがあるが、合格した人でBarBriの講座を受講していなかったという人には会ったことはない。」ということでした。やはり多くの受験生がBarBriの講座を受講しており、私もBarBriの講座を現在あるいは過去に受講していない受験生には会いませんでした。

 BarBriのNYBar対策講座は、ニューヨーク州以外の州に住む人でもNYBarを受ける人口が多いためかニューヨーク州外でもNYBar対策講座を開講しており、フィラデルフィアでも私の母校であるペンシルベニア大学ロースクールの教室を借りて同講座が開講されました。講義は、マンハッタンで行われた生講義のビデオを流すものでした。マンハッタンでの講義開始から数日遅れて、5月の中旬から7月中旬まで毎日3~4時間の講義がありました。当然ながらすべて英語で講義が進められますが、過去の受験生が作成したアウトラインと呼ばれる講義ノートがファイル形式で出回っており、多くの外国人はそのアウトラインを頼りつつ講義を聴いていました。平日は、ほぼ毎日講義がありました。講義に出て、講義の復習をし、さらに与えられた課題をある程度やるとなると、平日は、毎日少なくとも10時間くらいは勉強に費やされることとなります。BarBriが始まって1,2週間すぐのころ、体調を崩す受験生が少なくありませんでした。  ロースクールの卒業式直後にはじまるハードな受験勉強に慣れないまま、疲れた体で冷房のききすぎた教室にて講義を受け続けなければならないことが影響しているようでした。また6月の終わりころからは疲れ気味の人も多く、ロースクールの学期中は明るかったラテン系の受験仲間も元気がありませんでした。しかし、そんな中でも受験生同士励ましあって、一緒に講義の復習をするなどして無理せず、しかしあまり休まず勉強を続けていました。

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