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研究レポート

4 事業承継の勘所

著者:弁護士 宮本勇人

2016/11/18

 事業承継について、たまに相談を受けることがあります。主にオーナーの所有する株式をどのようにして承継者に譲り渡すかといった点が中心になります。その点について、それぞれの会社の実情、支配関係等を考慮して相談に乗るわけです。
 ところが、事業承継が問題となっている会社において、そもそも、事業を承継させるべきか、承継者が誰にするかといった最も基本的な点について明確になっていない場合があります。事業承継の有無、承継者を誰とするかといった問題は、いわば会社の経営判断の問題であるので外部の者には分かりにくいもので、アドバイスも困難です。
 承継者が決まれば、それに従って、事業承継の方法を考えるわけですので、実際に承継者を誰にするかを決定するのが事業承継の勘所となります。とかく、方法から検討しがちですが、承継者が決まったうえで、それに従って方法を考えるのが実務の考え方です。

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