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研究レポート

6 近時の倒産事件の動向

著者:弁護士 宮本勇人

2017/2/3
(改訂)2018/3/23

 平成15年をピークとした破産事件申立件数は毎年減少していましたが、どうやら平成27年に底を打ったようです。
 平成28年は微増、平成29年は前年比106%ととなっており、平成30年になっても同様に増加傾向にあります。個人再生手続も同様に増加してきています。
 新聞報道等によりますと、それほど景気は悪くないように書かれていますが、倒産事件の現場に臨んでいるものとしては、おととしの後半あたりからじわじわと事件が増えている気がしており、統計と一致します。その内容をみると、平成15年ころに比べて、事情は複雑で、裁判所からも説明を求められることが多く、申立代理人についてもそれに応じたスキルが要求されると思います。事件が減少傾向にあったこと、過払い案件に重点を置いてきたことから、破産事件に慣れていない若手弁護士の方も増えていると思われますので、今後は若手弁護士向けの研修が重要になってくるでしょう。

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