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研究レポート

38 我が国(日本)では、自動車の自動運転(自動走行)の実現について省庁などで議論はされているのでしょうか。

著者:弁護士(日本・米国ニューヨーク州)・弁理士 南部朋子

2015/10/13

Q

我が国(日本)では、自動車の自動運転(自動走行)の実現について省庁などで議論はされているのでしょうか。

議論されています。

 省庁横断的な議論の場として、内閣府の科学技術政策の一環である戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の推進委員会に自動走行システム推進委員会・WGがあります。
 配布資料や議事要旨などは、下記URLをご覧ください。
 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/iinkai/jidousoukou.html

 また、平成27年2月に、国土交通省と経済産業省が、我が国の競争力の確保や世界の交通事故の削減等への貢献のために必要な取組について産学官での検討を目的とした「自動走行ビジネス検討会」を設置しました。
 平成27年6月に中間とりまとめが公表されました。
 (経産省の発表)https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/jido_soko/index.html
 (国交省の発表)https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk7_000015.html

 また、この中間とりまとめを受け、自動走行の将来像及び実現に向けた議論を行うため、
(1) 2030年頃までの実用化が期待され、産学官が連携して取組むべきアプリケーション(具体的な自動走行の
    種類)の特定
(2)(1)の実現に向け必要となる「技術」と「制度・事業環境」の課題に関する認識の共有
(3)(1)(2)を踏まえ、産官学が協調して解決すべき課題及び今後の取組方針の検討
の3点をテーマとして、自動走行ビジネス検討会の下に、将来ビジョン検討ワーキンググループ(WG)が設置され、平成27年9月29日から検討が開始されています。

 参考:国交省報道発表 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000188.html

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