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研究レポート

31 遺産分割調停の前提問題

弁護士 梅村陽一郎

2013/4/26
改訂 2014/5/20

Q

遺産分割調停の前提問題とはなんですか?

遺産の分割方法を定める前に解決しておかなければならない問題のことです。

 例えば、相続人の範囲、遺言書の効力、遺産分割協議書の効力などは調停で分割方法を定める前に解決しておく必要があります。

 前提問題に争いがあると、民事訴訟などの別の手続によりその争いを確定させなければなりません。もし調停の中で争いが解決しない場合には、遺産分割の調停を一旦取り下げて、訴訟などでこの問題を解決してから、再度調停を申し立てることを勧告されることがあります。

前提問題とは 分割方法を定める前に解決しておかなければならない問題。
前提問題に争いがあると、民事訴訟などの別手続により確定することを促される。遺産分割事件をいったん取り下げることを勧告される。
➀相続人の範囲 戸籍が事実と異なるなど。人事訴訟等の手続。
相続人が認知症など判断能力問題→成年後見
➁遺言書の効力又は解釈 遺言無効確認訴訟など
➂遺産分割協議(書)の効力 遺産分割協議無効訴訟など
➃遺産の帰属(遺産性) 遺産確認訴訟、所有権(持分権)確認訴訟

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