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研究レポート

68 不貞行為慰謝料の分析

著者:弁護士 梅村陽一郎

2017/8/3

 東京地方裁判所(家裁ではなく地裁)の平成27年10月から平成28年9月までに終結した裁判の判決を分析した報告があります(家庭の法と裁判 No.10 /2017.7 34頁 「不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析(1)」 弁護士 大塚正之)。

 この報告は大変詳細で離婚や不貞行為の慰謝料請求などに携わる弁護士にとって大変参考になります。

 離婚に伴った慰謝料ではありません。離婚に至っていないケースもありますし、すでに離婚をしているケースもあります。また、配偶者に対する慰謝料請求と不貞行為の相手方に対する請求が混在していますので注意が必要です。

1 原告が請求した慰謝料の額

 これによると、不貞行為による慰謝料請求事件の請求額(原告が請求した金額)は次の通りだそうです。

請求額(万円)件数
200~2997
300~39940
400~49913
500~59935
600~6997
700~7991
800~8995
900~9991
1000~150012
その他2
合計123


 300万円台の請求が一番多く、次に500万円台の請求が多いですね。

2 裁判所が認めた慰謝料の額

 123件のうち、請求が全く認められなかったものが28件(約23%)だそうです。ということは残りの95件(約77%)は請求の全部または一部が認められたということになります。

 請求が認められたもののうち、不貞行為による慰謝料請求事件の認容額(裁判所が認めた金額)は以下の通りだそうです。

認容額(万円)件数
30~492
50~9910
100~14923
150~19927
200~24918
250~2996
300~3995
400~6003
その他1
合計95


 150万円から199万円の間が一番多く、続いて100万円から149万円の間、200万円から249万円の間となっています。
 95件のうち80件(約84%)は250万円未満の慰謝料が認められています。

離婚訴訟における慰謝料について、下記のレポートもご参照ください。

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